暗記の“辛さ“を5段階に分析してみた。勉強法に革命を。覚えられなくて泣いたこともあるよ。わりと最近。
どうも。能力開発系ブログ(オカルト含む)の朽野デス。
前回のブログで、誰でも暗記出来るようになるよとお伝えしました。
今回は、そもそも、暗記ができない状態というのはどういうものなのかをざっくり考察していきたいと思います。
まずは暗記の過程を各段階に分けて考えていきます。
皆さん、日本史の本を暗記することを想像してみてください。
(1)まず「日本史の暗記しなきゃ」と思って机に座りますよね。
(2)そして「ここらへんを覚えよう」と思います。
(3)とりあえず読みます。
(4)インプット(暗記)します。
(5)アウトプット(復習、試験)します。
まず(1)の勉強に取り掛かる段階で、勝負決まってたりするんですよね。
「しんどいかな、無理かな」と思っているとマイナスからスタートするようなもんなんです。
(2)は覚える箇所の選定ですが、ここに頭をきっちり使わないといけません。戦略を立てるということです。
これまで受けたテストの中で「正直、あそこは捨ててもよかったな」と思った事ありません?
大して重要でもない範囲をやっていて、より重要な範囲に手が回りきらなかったことありますよね?
(3)ただ単に「読む」といっても、読む技術、コツがあるんです。
自分は人より読むのが遅いと感じたことはありませんか?
何度も同じ行を繰り返し読んで、気づいたら時間が経っていたことはありませんか?
読み終わって、内容が頭に入ってなくて落ち込んだことは?
私はずっとそんなダメな状態でしたが、記憶術を学びながら試行錯誤することでこれを解決することができました。
(4)記憶術自体は古代から開発されてきたものです。開祖は2500年前の古代ギリシアの詩人といわれています。昔の修道士は聖書等を、アジアの僧侶は真言等を覚えなくてはいけませんから、必然的にその技術が磨かれていったのだと思います。
では、なぜ現代でも記憶に関して悩む人が多いのでしょうか。
それは記憶術を学校で教えるシステムがないこと、そして、そもそも記憶術を正確にマスターしている人が少ないことが挙げられます。古代では記憶術は師から教えられ習得されていたと言われていますから、記憶術に頭の良さはあまり関係ないのです。
(5)アウトプットについては、“復習”と“本番”の二パターンがあります。
復習は、それ自体大きなストレスを伴うものです。
復習しなくてはいけないとわかっていながらも、それから逃げてしまったことはありますよね?
何度復習しても覚えられない自分に涙を流したこともあると思います。
記憶術を用いずに何かを暗記しようとすることは、大きなストレスであり、それが最も大きくなるのは「できてない自分」を再確認した時です。
記憶術ではそのストレスをすぐになくすことはできませんが、緩和していき、気にならないほど小さくすることはできるのです。
本番で頭が真っ白になることもありません。
記憶術はカンニングペーパーを見ながら解答しているようなものですから、精神的に大幅にラクになりますし、その特性上、頭が真っ白になることはまずありません。
こんな感じで、各段階について苦い経験ってありますよね。
能力開発系全てに言えるんですが、ここで考え方を根底から変えると、その後の人生のストレスが大幅にへると思うんですよ。
ラクしたいじゃないですか。せっかく生きてるんだから、楽しくやっていきたいです。