思考を現実化する方法とは?引き寄せ系はあまり好きではないデス、ごめんなさい。
どうも。能力開発系ブログ(オカルト含む)の朽野デス。
前回、記憶術の分析をするなかで
「勉強に取り掛かる段階で、勝負決まってたりするんですよね。『しんどいかな、無理かな』と思っているとマイナスからスタートするようなもの」
って言ったんですけど、これ言ってて自分でも胡散臭いなって思いました。
ハイハイ、使い古されたビジネス書のテーマでしょ。思考は現実化するよね、って。
けど、どれだけ斜めに構えても、自分の脳みそをうまく使うためには思考(意識)というトピックは切り離せないものなんです。
脳みそは我々が思っているよりも変化に富んだ器官なので、筋肉のように自由自在にコントロールしましょう、というのが今回の主旨です。
その例として、昨年の12月に放送された「クレイジージャーニー」というTBSの番組から興味をひかれたエピソードをご紹介します。
クレイジージャーニーは様々な分野にクレイジーなまでに情熱を注ぐ人物をフィーチャーして同行取材する番組なんですが、この回の主役は『プラントハンター 長谷圭祐』という方だったんですね。
プラントハンターとは歴史の古い職業で、世界中から香辛料等の高価な植物や、学究目的・鑑賞目的の新種の植物を探すんですね。
長谷さんは熱帯雨林の小型の植物が専門なのですが、その植物がとにかく地味。
新種というとラフレシアのような派手でケバケバしい植物を想像しますが、長谷さんの求める新種は近所に生えている雑草のような見た目なんですね。
それでも長谷さんは、スタスタ歩きながら密林の中から新種の小さな草を見つけ出すわけです。全く苦労する様子もなく。
その時の同行したディレクター(以下、D)と長谷さんのやり取りが以下。
ディレクター
「今歩きながらこの中から一瞬でこれ見つけたって事ですか?」
長谷
「そう、目に留まるようになっているというか。」
「『目がある』っていう言い方をするんです。『目が出来る』とか。生き物界隈で使う言葉で」
「分かって見るようになると、次からは流し見ててもすぐ見つけれるようになる」
見つけた植物は小さいので、他の大きな植物が覆いかぶさっていて、素人ではまず間違いなく素通りしちゃいます。
長谷さんは当たり前のように言ってましたが、相当スゴイことだと思いますよ。
脳が意識にコントロールされて、目的に適うようにカスタマイズされているような状態だと思うんですね。認知とかの話だと思うんですが。
この番組では他にも、長年狩猟をしてきたハンターが森の中で動物の通路(生活路)を見つけるんですが、そこをカメラが映しても、その場にいたディレクターや我々視聴者には全く分からないという映像が放送されたことがあります。そのハンターが言うんですよ、「私には赤い線で見える」って。
そんなハイレベルな話ではなくとも、我々の日常にも同じことが起こっています。
探し物をしていて、カバンの中に「ここにあるのか、ないかもしれないな」と思いながら探して見つからなくても、「絶対ここにある」と思いながら探すと意外とすんなり見つかった経験はありませんか?
この点において、思考が現実化していると言えます。
それでは、引き寄せの法則は実在するのでしょうか?
本当に夢に見るほど強く願えば夢はかなうのでしょうか?
そこは一筋縄ではいかないのが我々の脳の厄介なところなんです。
上手に騙さないと、望んだ結果と逆の現象を引き起こしてしまいます。
具体的に言うと、「必ずやってやる」という思考や意識の状態から、「できる。だから淡々とやってればいい」という状態にもっていくんです。
面白いことに諦めかけた時に成功してしまうケースも多いんですが、これもある意味その状態です。
根性論や、「死ぬ気でやれ」と言われて血眼になってはいけないんです。(それで成功する人もゼロではないが)
精神状態は、信じられないほど結果に大きく影響します。こんな話信じますか?オカルトですよね?少なくとも“科学的”ではない。
だから私はオカルトが好きなんです。現象から、不可思議な可能性も捨てずにトライすることができますから。